腕を磨ける彫金教室で、未経験からプロになる!

中級者編~デザインリング~

ここでは、私が彫金教室で製作した、地金とパールを組み合わせたリングの製造過程をご紹介します。

2種類の地金でリングを作る

1.材料の用意

シルバーと真鍮の針金
今回使用したのはシルバーと真鍮の丸線(針金)です。地金の棒から丸線を作ることも可能ですが、市販されている丸線を用意しておくと便利です。
針金で縄目を作る
シルバーと真鍮の丸線をそれぞれ2本づつ並べて捩じります。「なまし済み」の市販品なら比較的簡単に綺麗な縄目を作ることができます。
針金の厚みを抑える
捩じっただけだと指あたりが悪いので、鉄床の上で均一に叩いて厚みをやや押さえます。これでリングの腕になる部分の材料が完成です。

2本のリングを一つにまとめる

2.リング本体を制作

シルバーと真鍮をリング状に
シルバーと真鍮の縄目線をそれぞれリング状に丸めてロウ付けします。地金がバネって切口を合わせづらいときは「なまし」ますが、捩じった線をなますと縒りが戻ることがあるので、形状に注意しながら、必要ならば捩り直してリングの形にします。
2本のリングを1本に
出来上がった2本の縄目リングを腕の下部分でロウ付けして、一本のリングにします。このとき上部の開き加減を見ながら、必要ならロウ付け部分をヤスリで削ってリングの合わさる角度を整えます。リング本体の完成です。

パールデザインリングの完成

3.パール座の取り付け

パールを固定する枠はシルバー925の細板を捻りながら作りました。パールがすっぽり収まるように大きさや開きを調整して、ちょうど良い大きさと形になったら切り口をロウ付けします。
パールを合わせてリング完成
リング本体とパール枠をそれぞれ綺麗に磨き上げてから、出来るだけ地金の酸化を抑えるために低温のロウ材で本体とパール枠をロウ付けします。酸化膜除去後にもう一度綺麗に磨き上げて、パールを枠にいれて接着すれば、パールの2色デザインリングの出来上がりです。

彫金教室では練習を重ねながら、一つずつ自分の作品が増えていくのが楽しさの一つです。

作っているときは苦労して「こんなの本当にできるだろうか」と不安に思いながらも、解らないところを先生に教えてもらいながらようやく完成にこぎ着けたときの喜びはひと塩です。

出来上がったものが美しいというのが、彫金の最大の魅力だと思っています。

 
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