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必要な彫金用具

彫金技術にはワックスから作るロストワックス製法と、地金から作る鍛造制作法がありますが、どちらにも共通して必要な基本となる道具があります。

自宅で独立開業する場合を考えて、大掛かりなものは除いた基本の道具を見てみましょう。

彫金の基本的な道具

  • 作業机とスリ板・かすがい
    …宝飾用の作業机(ジュエリーデスク)には両袖・片袖・袖無しがあります。やすり掛けなどでは力が掛かるので、重量のある両袖机が置ければベストですが、グラグラしないのであれば環境に合わせて選んで良いと思います。専用の机を置くのが無理なら、普通の机の上に置いて使うポータブルタイプも売られています。
  • ハンドモーター(リューター)
    …ペンシルタイプのモーターで、先端のチャックに軸付きの加工具を装着して使います。少し高額になりますが、手に持つペンシル部分と回転数を制御する電源部分が別れているものの方が使いやすいです。
  • 研磨用品一式
    …ハンドモーターにつけて使うフェルトや布バフ、シリコンポイントはアクセサリー磨きには必須です。フェルトに付ける棒状やペースト状の研磨材も色々な種類が発売されているので、試しながら自分に合ったものを選ぶようにしてください。
  • 超音波洗浄器
    …超音波洗浄で洗浄液を振動させて付着した研磨剤などを除去する機械です。出力が大きいほど強力ですが、音も大きくなります。環境に合った大きさのものを選んでください。超音波洗浄器を置くことが出来ない場合は、浸けておくだけで研磨材が落ちる「バフカスクリーナー」などを使います。

ロストワックス製法の道具

ワックスを削り出して造形するロストワックス製法では、基本の道具として次のようなものがあります。

  • ワックス用やすり
    …金属や木工用に比べるとヤスリの目が荒く、ワックスが目詰まりしないように工夫されています。普通のホームセンターに売っているプラスチック用のヤスリでも代用できます。
  • アルコールランプとスパチュラ
    …スパチュラは歯医者さんが使うような金属棒で、先端が色々な形状に加工されています。この先端をアルコールランプで熱してワックスを溶かしたり、溶けたワックスを盛り付けたりします。スパチュラはワックスを削るのに使うこともできます。
  • ワックス用糸ノコ
    …普通の糸ノコ刃ではワックスが目詰まりするので、専用のら旋状の糸ノコ刃を使います。

地金から作るための道具

アクセサリーを地金から作るためには、次の道具が必要です。

  • 糸ノコ
    …地金を切断するのに使います。ノコ刃は鉄工用で髪の毛のように細いものから2mm巾くらいのものまで数種類あります。
  • ヤットコ
    …地金を掴んだり曲げたりするのに使います。指の延長のように使いこなせれば一人前です。
  • ヤスリ
    …地金制作で使うヤスリは鉄用ヤスリです。目の大きさで粗目・中目・油目に分かれています。また、サイズによって10本組み・8本組みのように呼ぶこともあります。
  • ロウ付け道具
    …地金で制作する場合に避けて通れないのがロウ付け技術です。ロウ付けにはロウ材(地金と同種類の合金で融点が低いもの)とフラックス(ロウの流れを良くする薬剤)、トーチ(バーナー:1,000度程度の温度が保てるもの)、ピンセットが必要です。ロウ付けで出来た酸化膜を除去するためには「酸洗い剤」のような薬品も必要になります。

これらの道具は彫金教室でも買えることがありますので(私が通ったスクールでは、輸入工具まで揃えてくれました)、通っている教室で相談してみると良いでしょう。

 
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